テオドール・キッテルセンというノルウェーの有名な画家をご存知でしょうか?
ノルウェーはどこにあるの?
ノルウェーはヨーロッパの北部にあり自然豊かな国です。
そんなノルウェーの画家、テオドールについて彼の作品を紹介しながら記述します。
テオドールの作品は素朴で不気味
テオドール・セヴェリン・キッテルセン (Theodor Severin Kittelsen)は、↓のような風景画や、
↓ノルウェーの伝承に登場する妖精やトロールを描いたことで有名です。
なんとなく見たことある方も多いのではないでしょうか?
なんとも不気味な雰囲気で、夜に一人で見たら怖いですね。進撃の巨人にも似た不気味さです。
こんな不気味な絵を描くテオドールですが、1857年4月27日に生まれ、わずか11歳の時に時計職人を志します。
そんな彼に転機が訪れます。
17歳のころに芸術の才能を見出され、オスロというノルウェーの南にある都市の芸術学校でに入学し、ドイツやフランスのパリに渡り絵画を学びます。
しかしテオドールは金銭的に裕福ではなかったため、新聞や雑誌の製図工として働かなければなりませんでした。
1887年、テオドールが30歳のころパリから祖国ノルウェーに戻ると、そこでノルウェーの大自然に感銘を受け風景画を描き始めます。
そして1899年には、ラウヴリアというアートスタジオで生活をはじめます。
そこで絵本の挿絵などを描き始めます。
1908年にはノルウェーの聖オラフ勲章を受賞し、ナイトという名誉ある称号を授かりました。
その後体調を崩し始めたテオドールは1914年1月14日、56歳で死去しました。
いまでもテオドール・キッテルセンはノルウェーを代表する画家として深く愛されています。
そして本日2017年4月27日はテオドール キッテルセン生誕160周年です。
googleのトップにも紹介されています。
これは湖でしょうか。
よく見ると波紋が「Google」となっています・・・?・・ね?
右には妖精でしょうか。黒い「何か」がこちらを見ています。
実はこのロゴ、テオドールの作品「Nokken」のオマージュです。
んー・・怖い。
たまたまこの記事を見たあなたも、これも機会に、本屋でテオドールの絵本を手に取ってみてはいかがでしょうか?