これだけ準備すればキャンプが出来る!【最低限必要な持ち物8選】

キャンキャンプって最高ですよ!

森や山、川、海などの自然の中でのんびりしながらお酒を片手にバーベキューをし、日が傾いてきたらランタンを灯し、たき火の準備を。

ぱちぱちと薪が弾けるの揺らめきを眺めながらドリップコーヒー。

そして夜が更けてきたらテントという非日常な空間で自然の音に耳を澄ませながら眠りにつく・・・

あぁキャンプに行きたい!

行きたいけど準備と片付けがめんどくさい!

そうなんです、キャンプは最高なんですけど、事前の準備や最後の片づけがめんどくさいんですよね。

慣れてない初心者の方は特にそう。

準備はワクワクするけど車に荷物を運び入れるのが地味に面倒・・・

なるべく荷物を少なくして必要最低限のものだけでキャンプがしたい!

これが一番楽。

こんな人を想定した記事です

  • キャンプに行きたいけど何を持っていけばいいのかわからない
  • 必要最低限のものでキャンプしたい
  • わざわざ買い揃えるのもめんどくさいので代用品ないの?って人
目次

意外と大変な準備、できるだけ持ってく物を減らす為に

キャンプというのは普段の生活から便利なものを取り除いたミニマルな過ごし方です。

もちろんキャンプ道具はあればあるだけ便利ですが、なくても何とかなるものです。

究極的に言うと、車でキャンプ場に行って、家で作ってきた弁当を食べ、車中泊をするだけでもキャンプと言えるでしょう。

でもそれでは楽しみが少ないので、

『家よりは不便だけどまあなんとかなる。』くらいがちょうどいいと私は思います。

もちろんポータブル電源を持ち込んで煌々ときらびやかな不自由ないキャンプをしている人もいますが、人それぞれでしょう。

では、ちょっと不便な楽しいキャンプに欠かせない持ち物を紹介します。

ちなみに、この記事は大人が行くキャンプを想定していますので、子供がいる方はこの記事+子供の持ち物と考えてください。

最低限必要な道具:テント

テントキャンプといえばまず浮かぶのがテントでしょう。

キャンプの必需品です。

夜の寝床としてはもちろん、サイズが大きいものになると寝る空間の他にリビングスペースなんかもあったりします。

キャンプに行く人数や、構成にもよりおすすめのものは変わってきますが、基本テントは「大きいほど良い」です。

大人2人で行くなら3~4人用のテントが良いでしょう。

一方、快適性よりは片付けやすさだったりを重視するなら人数ぴったりのものが良いでしょう。

テントの代替案:車中泊

テントは寝床の確保なので、寝れればOKという人は車中泊という方法もあります。

車の後ろの席をフルフラットにして寝るのが一般的。

運転席で寝てしまうと翌日体が痛くなるのであまりおすすめしません。

テントの代用品:ハンモック

私は実践したことないのですが、友人がテントの代わりに蚊帳付のハンモックでキャンプをして、割と快適だったと言っていました。

蚊帳付なので虫や蚊に悩まされなくて、涼しくて快適だったとか。

値段もamazonで買うと安めなので、試してみる価値はあるかも。

最低限必要な道具:タープ

夏の日差しや落ち葉、不意な雨などから守ってくれるので必需品です。

ポールを立ててロープで地面に固定するタイプが一般的で、小さく折りたためるので人気ですが、設置がめんどくさいのが欠点です。

反対に、広げるだけのワンタッチタイプなら設置も非常に簡単ですが、だいぶかさばります。

↓ワンタッチ簡単設置

タープの代用品:ブルーシート

見た目は完全にキャンプっぽくないですが、耐久性や値段もお手頃なので稀に使っている人がいます。

ブルーシートの四隅と木をロープ縛れば即席タープの完成です。

周りに木が必要なのと、高さを出すためにロープを上の方に縛らきゃいけないのでコツが必要です。

タープの代替案:木陰

代用品というと語弊がありますが、森の中のキャンプ場だとタープを張って日を遮らなくても木がその役割を果、たしてくれます。

ただし雨は防げないので注意が必要。

最低限必要な道具:寝袋&マット

寝袋とマットはセットで必要です。

真夏のキャンプなんかでもキャンプ場の夜は肌寒くなることもあります。

さらにマットとはなにかというと、テントの中で寝袋で寝たとしても、例えば地面が砂利だったり、芝生でもゴツゴツしているとそれだけで相当寝辛いものです。

マットを敷くことでだいぶ解消されるので必需品です。

寝袋の代用品:毛布

寝袋の代わりに家で使っている布団や毛布を持っていくのも手です。かさばりますが、買い揃える必要もない方はこちらで代用しましょう。

最低限必要な道具:テーブル

キャンプで使うテーブルは2通りの用途があります。

食事用として使う場合と、作業台として使う場合です。

テーブルで食事をするのはもちろんですが、飲み物を置いたり、食材を置いたり、カレーなどの料理なんかを作る場合は野菜や肉をカットするための調理台としても必需品です。

ソロキャンプかつ、料理をしない場合は小さいローテーブルも使い勝手は良いです。

テーブルの代用品:レジャーシート

地面にレジャーシートを敷いてその上で食事をすることもできます。

こういうのもありっちゃありですね。

テーブルの代用品:クーラーボックス

ソロキャンプならテーブルの代わりにクーラーボックスでもOK。

狭いので気を付けないといけないのと、足場が悪いと不安定です。

最低限必要な道具:イス

まさか立ちながらご飯を食べるわけには行かないのでイスも必需品です。

ご飯を食べるだけではなくて休憩したりするためにも人数分は必ず欲しいです。

イスにもサイズや角度が様々で実は選ぶのが一番大変です。

私は今までホームセンターにも売っている椅子を使っていました。

ドリンクホルダーがついていてコンパクトに畳めるのはいいのですが、思いのほか角度が急で、あまりリラックスできないのが難点でした。(すわり心地はかなり重要)

そんな時にキャンプの雑誌やらサイトで調べてたら『キャンプでおすすめのチェアーランキング』で軒並みランキング1位を獲得した『インフィニティーチェアー」を知り、さっそく実店舗に見に行って、すわり心地に感動。

即購入しました。

リクライニングで真横になって寝れるのはありがたいです。

しかし値段が高いのが・・・なので家計の都合上1つしか購入してないので毎回取り合いです。

椅子の代用品:クーラーボックス

食材や飲み物などを入れておくクーラーボックスに座るのも、すわり心地を無視したらありですね。

イスは意外とかさばるのでそれがなくなったらだいぶ省スペースになります。

飲み物もすぐ取り出せるので意外とありかも?

最低限必要な道具:LEDランタン&ハンディライト

ランタン(灯り)は持って行けるだけ持って行け。」キャンプ大好き芸人友人の名言です。

キャンプ場は夜になると電灯も少なく暗いので、ランタンが必ず必要になります。

たとえば大人二人でキャンプに行ったとして、夜食事中にひとりがトイレに行くために足元を照らすランタンを持って行ってしまったら真っ暗になってしまします。

そうならないために頭に着けるライトや、手持ちのライトでもいいので持っていくと便利です。

それと、ランタン一つだと光源も一か所なので、陰になる所が出来てしまい、意外と不便。

最低ランタン1つで、きれば2つ)と、頭に着けるライトは用意しておきたいところです。

LEDランタンの代替案:ハンディライトたくさん持っていく。

ランタンは全方向に対して明かりを放ちますが、ハンディライトだと一点だけなので、一つだと心もとないで!なので、ライトを複数個持って行って、ぶら下げておいたり、タープの天井に向けて照らしておけば若干の代用にはなります。

最低限必要な道具:クーラーボックス

先ほどもイスの代わりとして登場しましたが、クーラーボックスもキャンプに欠かせません。

ぬるくなったビールや常温保存しておいたお肉などは様ですからね。

クーラーボックスも大は小を兼ねるので、なるべく大きいものがおすすめです。

クーラーボックスの下に水抜きの穴があるものだと、なお便利ですね。

保冷用の氷が溶けて水になっても、水抜きできますからね。

ボックスには氷を詰めましょう。

クーラーボックスの代用品:なし

クーラーボックスの代用品はありません。

飲み物や食材を常温保存しておいても抵抗がない方はもっていかなくてもいいかもしれませんね。

最低限必要な道具:バーベキューコンロ(炭用トングも)

キャンプと言えばバーベキューといっても過言ではありません。

自然の中でゆったりじっくり焼いて食べる肉や野菜ほどおいしい料理はありません。

私が使っているコンロはこれです。

昨シーズンから使い始めたのですが、結構おすすめのバーベキューコンロです。

サイズ感が絶妙で、大人3人くらいまでは使える大きさです。

そしてなんとこれ、ふた付きなんです。

ふたがついてると食材の水分が逃げずに焼けるので通はふた付きですね。

海外のバーベキュー大会も基本ふた付きのBBQコンロですからね。

あと火がついているときにも場所を移動できる(結構便利)。

それにこのコンロだと製(スモーク)もできるので、めちゃくちゃおいしいスモークが自分で作れるのでめちゃくちゃおすすめです。

ゆで卵やチーズ、ベーコン、などなど自分の好きなものをスモークして楽しんでください。

ちなみにわたしのおすすめはバナナのスモークです。(!)

バーベキューコンロの代用品:ガスコンロ

キャンプにおいて炭火で焼いて食べる肉が一番おいしいのは言うまでもないですが、火おこしと、特に片付けがめんどくさいんですよね。

なので、こういった家庭用卓上コンロや、キャンプ用のミニバーナーがあれば簡単な料理も可能です。

私の場合は炭火で肉を焼きつつ、コンロでカレーを作ったり、朝ごはんの目玉焼き用に小さいフライパンを持って行ったりしています。

キャンパーではなく大自然を生きるサバイバーならその辺の石を積み上げてかまどを作り、そこで料理をするかもしれませんね。

私はしませんけど。

炭とライターと着火(新聞紙でOK)も持っていくのを忘れないでください。

最低限必要な道具:食器

食器とは具体的に

  • お皿
  • コップ
  • 箸(フォーク、スプーン)

が必要です。

お皿とお椀はこういったキャンプに適したセットが売っています。

このセットだと直火にかけてもいいので、お湯を沸かすときなどにも使えるので便利でおすすめです。

食事をした後に洗い物や片付けがめんどさい人は紙皿でもいいでしょう。

最低限必要な道具:料理器具(食材)

現地で食べるものをクーラーボックスで持っていくのもそうですが、忘れてはいけないのが料理器具です。

例えばキャンプ場でカレーを食べよう(作ろう)と思った時に食材があっても、鍋や包丁がなくては作れません。

  • 包丁
  • ピーラー
  • まな板
  • 鍋(フライパン)

があれば良いでしょう。

調理器具(包丁、まな板)の代替案:野菜のカットなど、家でできることはやっておく

野菜の皮むきやカットなどを家で済ませて、ジップロックなどで持っていくと荷物も減らせるし、調理時間の時短にもなるのでおすすめです。

むしろ家で仕込んでいくのはキャンパーの常識と言っても過言ではないです。

最低限必要な道具:洗い物道具

使い終わった食器やコンロを洗うのに絶対必要です。

一度洗剤を忘れて、なかなか油が落ちずに大変でした。

さっと洗って家に帰ってからしっかり洗うというのも一つの手ですけどね。

ここまでがキャンプの必需品でした。

ここからはなくてもいいけどあると便利なものを紹介します。

あると便利なもの:焚火台(たき火台)

意外と盲点なのがたき火台です。

キャンプ初心者の方は地面に薪を置いて、たき火をしていますが基本的にNGです。

こういった焚き火台の上でたき火をするのがルールです。

しかし、先ほど紹介したバーベキューコンロだと、焚き火台としても使えちゃいます。

あると便利なもの:マシュマロ

キャンプの定番と言えば焼きマシュマロ!

長い棒の先に刺したマシュマロをたき火で炙れば、外はパリッと中はふわトロのマシュマロ!

コーヒーと一緒に食べると至福のひと時です。

あると便利なもの:スモークウッド

先ほど紹介したふた付きバーベキューコンロなら燻製もできるので、ぜひ一度試してみてください。

おすすめはバナナのスモークです(2度目)。

キャンプの満足度が大きく向上します。

あると便利なもの:ウェットティッシュ

少し手が汚れたときや、使用前の食器をふくのに必要です。

なくても何とかなりますがあれば大変便利です。

むしろ必需品に含めてもいいかも。

あると便利なもの:アルミホイル

アルミホイルは料理に使えるだけじゃないんです。

もちろん玉ねぎやジャガイモをアルミホイルで包んで蒸し焼きにして食べてもすごくおいしいですが、炭の下にアルミホイルを敷いておくと、燃え尽きた炭や、肉から出た油がコンロに付着せずに済むので片付けがだいぶ楽になります。

調理用のアルミホイルだと薄くて穴が開いてしまう可能性があるので、専用の厚手のアルミホイルがおすすめです。

あると便利なもの:洗った食器などを乾燥させておく網

急外と盲点なのが洗い物を乾燥させておく場所がない事です。

その辺に重ねといてもいいですが、これなら網の中で乾燥させておけます。

これも地味に結構便利です。

あると便利なもの:棚

鍋や食器、コップなどテーブルの上に乗りきらないものや、どけておきたいものなどを棚に置いておくことが出来るので、単純にスペースが確保できます。

レジャーシートを敷いてその上に乗せておいてもいいですけどね。

あると便利なもの:とんかち

テントを設置するときに地面とテントを固定するためにペグを地面に打ち込むのですが、テントを購入したときについてくるハンマーだと、軽くてなかなか地面に刺さらない場合があります。

ある程度重量があるトンカチを持っていくと、スムーズにペグを打ち込むことができます。

あると便利なもの:その他

その他は生活必需品ですかね。

ブラシや着替え、寝間着などはあった方がいいかもしれません。

キャンプの必需品は人それぞれ!

キャンプの必需品は人それぞれです。

人によっては寝袋の下に敷くマットはいらないかもしれません。

コンロも、料理をしない人(カップラーメンで済ませてしまい場合など)は必要ありませんしね。

とりあえずキャンプをするのにこれだけあれば割と不自由なく過ごせるという記事でした。

この記事をベースに、必要不必要、取捨選択してみてはいかがでしょうか。