作曲家、作詞家の松隈ケンタ(まつくま けんた)をご存知でしょうか?
私はBiSH(ビッシュ)というアイドルの大ファンで、彼女たちを調べていたら、BiSHの曲のほとんどを彼が作曲(一部作詞)していたので、どんな人物なのか気になったので調べてみました。
BiSHについてはコチラ↓
松隈ケンタを少しだけ紹介します。
松隈ケンタの略歴
松隈ケンタは1979年9月26日生まれ、福岡県出身の37歳(2017年現在)の男性です。
2002年に福岡で結成された「Buzz 72+(バズセブンツー)」というロックバンドでthe whoというイギリスのロックバンドのギタリスト、ピートタウンゼントに憧れてギターボーカルをしていました。
結成からわずか3年後の2005年、26歳の時に、実力を認められケツメイシや浜崎あゆみが所属するavex traxからメジャーデビューしました。
それから2年後、2007年の大みそかにメンバー脱退により活動休止、その後は作詞・作曲家として柴咲コウ、中川翔子、BiSH、Kis-My-Ft2など、アイドルを中心とした様々なアーティストに楽曲提供を始め、2011年(32歳)、音楽制作チーム「SCRAMBLES(スクランブルズ)」を結成し、2014年(35歳)には「株式会社SCRAMBLES」を設立、代表取締役に就任しました。
仕事へのこだわり
裏方としてのイメージが強い松隈ケンタですが、自身はバンドマン、ミュージシャンとしての意識が強く、単なる楽曲提供だけではなく、その後の歌録りやギターで参加したり、ミックスを手掛けたりするなどのこだわりが多々あります。
例えばアイドルに対しての楽曲制作の際には、通常「だれがどのパートを歌う」などあらかじめ決めて、そこだけをレコーディングするものですが、彼の場合はメンバー全員がボーカルのレコーディングをした後に、それぞれのパートに一番合う声をはめていくという作り方をしています。
多くの楽曲を手掛けるBiSHでも、”メンバーみんなで歌う大衆的なアイドル”にならないように歌にはかなり力を入れていたようです。
尊敬する作曲家としては90年代に一世を風靡したTRFの小室哲哉などを挙げており、作品の随所に「小室っぽさ」がうかがえます。
松隈ケンタが手掛けた作品
柴咲コウ「ラバソー ~lover soul~」(作曲)
でんぱ組.inc「ブランニューワールド」(作詞・作曲・編曲)
中川翔子「フライングヒューマノイド」(作詞・作曲・編曲)
Kis-My-Ft2「ETERNAL MIND」(作曲・編曲)
BiSH「プロミスザスター」(作詞・作曲)
BiSH / プロミスザスター[OFFICIAL VIDEO]
BiSH「オーケストラ」(作詞・作曲)
まとめ
みなさんは毎日聞いているアイドル、バンドはいますか?
その何気なく聞いている一曲一曲、当たり前ですが作った人がいます。
好きなアーティストだけではなくて、それを支えている人たちに目を向けてみると、きっと今よりもっとそのアーティストのことが好きになりますよ!
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